女性の更年期 #4
気分の落ち込み——いつ専門医を受けるか(更年期の文脈)
結論(先に)
更年期の文脈でも気分の落ち込みはよくありますが、うつ病の鑑別も必要です。本文の早めに専門を受けるサインを先に確認し、迷ったら婦人科か精神科のどちらからでも相談してよい、というメッセージです。
更年期と気分は切り離せないことがある
閉経前後は気分の波、いらだち、不安、落ち込みが出やすいとされることがあります。一方でうつ病や双極性障害の既往がある方では、再発のタイミングと重なることもあります。鑑別と治療は医師の仕事です。
婦人科と精神科、どちらへ?
どちらからでも構いません。症状の中心が月経異常・ほてり・閉経の評価なら婦人科、気分・睡眠・集中の障害が強いなら精神科・心療内科、両方かかりつけを持つこともあります。迷ったら内科・保健所の相談窓口も利用できます。
早めに受診したいサイン(例)
- 2週間以上、ほぼ毎日気分が落ち着かない
- 楽しめない、何をしても虚しい
- 死にたい、いなくなりたいという考え
- 睡眠と食欲が大きく変わった
- 家事・仕事が続けられない
今すぐ危険を感じる場合は、地域のいのちの電話や救急を検討してください。
HRTについて
ホルモン補充が気分に効く場合もあれば、禁忌やリスクがあり、うつ病の治療の代替にはなりません。適応は婦人科等の専門医が判断します。本記事では処方や勧めをしません。
免責
一般向け健康教育。個別診断・治療を約束するものではありません。